Newsお知らせ

2017.08.20

和歌山電鐵 児童書「ねこの駅長たま びんぼう電車をすくったねこ」
中国語翻訳本 出版&記念催事について

8月19日、在上海日本国総領事館主催
日中国交正常化45周年記念事業として
小嶋光信 両備グループ代表兼CEO上海にて講演

小嶋光信著作本 角川つばさ文庫
「ねこの駅長たま びんぼう電車をすくったねこ」
中国語翻訳本 上海にて出版催事の一環

 

両備グループ(事務局:岡山県岡山市北区錦町6-1、両備ホールディングス㈱本社内)代表兼CEOで、和歌山電鐵株式会社(和歌山県和歌山市伊太祈曽73番地)社長 小嶋光信の著作本「ねこの駅長たま びんぼう電車をすくったねこ」(角川つばさ文庫)が、中国語に翻訳され8月17日より上海にて出版されることになりましたので、お知らせいたします。
また、8月19日には在上海日本国総領事館主催 日中国交正常化45周年記念事業として出版記念催事を行ないました。

 

★中国語翻訳本について

出版社:
華東理工大学出版社
(華東理工大学:1952年に創立された、上海市徐匯区に所在する中華人民共和国の国立大学)雑誌「在日本」編集長毛 丹青氏の企画により発刊(翻訳は女性編集者:周 微)
初版:
5000部
企画:
毛 丹青 『知日』前主筆。現『在日本』編集長。神戸国際大学教授。

毛 丹青 (マオ タンチン) 1962年北京生まれ。北京大学卒業。中国社会科学院哲学研究所の助手を経て、1987年来日、三重大学に留学。商社勤務などのかたわら「歎異抄」中国語訳を北京で出版。2011年北京で『知日』創刊から2016年まで主筆を務めた。2016年上海で新たな雑誌『在日本』を創刊し、編集長を務める。現在、文学・演劇・音楽などの日中文化交流につとめながら、中国語と日本語による文筆活動を続けている。1999年、第28回神戸っ子ブルーメール文学賞を受賞。最新翻訳本:第153回芥川文学賞作「火花」(又吉直樹著)を2017年6月に発刊、又吉直樹と共に上海で発表会開催、日中両国において話題になっている。2017年6月27日NHKクローズアップ現代に出演、日中文化の交流を語る。

 

★在上海日本総領事館による広報内容より
日中国交正常化45周年記念事業
小嶋光信・両備グループ代表による特別講演会 

一匹の日本の猫が,世界中の人々の心を温めてきました。「たま」は野良猫でしたが、和歌山県の貴志駅の駅長に任命されてからは,経営の危機に瀕していたローカル線の救世主となり、8年間毎日駅で乗客を迎え、人々の心を温めてきました。世界各地から駅長の風格を持つ「たま」をひと目見ようと旅行客が貴志駅へ訪れるほどでした。真面目に駅長を務めた「たま」でしたが、2015年に16歳の「高齢」(人間であれば80歳)で世を去りました。   「たま」を駅長に任命した小嶋光信さんは、「たま」が人に与えた感動をより多くの人に伝えたいと思い、『ねこの駅長たま』(角川出版社)を記しました。そこでは「たま」が駅長の風格を持つに至るまでの成長の過程が描かれており、「たま」を知る人にも、知らない人にも、感動を与えることでしょう。 本イベントでは、『ねこの駅長たま』の著者・小嶋光信さんによる講演と、作家の毛丹青さんとの対談を通じて、「たま」の暖かさと駅長としての一生を皆様に紹介します。
※本イベントは日本語で行います(中国語の逐次通訳あり)

講演者・対談者紹介
小嶋光信 慶應義塾大学経済学部を卒業後,株式会社三井銀行勤務を経て, 1973年両備運輸常務取締役に就任。以後,両備グループ各社の 社長を歴任し,2011年両備ホールディングス株式会社代表取締 役会長兼CEOに就任。地方における公共交通の再建を積極的に 手がける。岡山大学理事を務め,岡山藩郡代・津田永忠による 農業土木遺産の業績を後世に伝えるための世界遺産登録を進める 一方,竹久夢二の記念館館長を務める等,教育・文化分野にも積極的に関与している。

毛丹青 作家。『在日本』の主筆。元『知日』の主筆。神戸国際大学教授。 1985年に北京大学東方言語文学科卒業。中国社会科学院哲学研究 所助手を経て,1987年から三重大学に留学。商社勤務などを経て 執筆活動を開始。2009年に神戸国際大学教授に就任。最近では, 又吉直樹『火花』(2017人民出版社)の翻訳を手がけた。

 

 

角川つばさ文庫
「ねこの駅長たま びんぼう電車をすくったねこ 」
小嶋社長が社長代理を務めてくれた「たま名誉永久駅長」の代理となり、たまになりきった渾身の力作

<出版本概要>
タイトル:
ねこの駅長たま びんぼう電車をすくったねこ (約50000字、160ページ)
発売日:
平成28年7月15日発売
定価:
本体価格620円+税 (約5万字)
作:
小嶋光信/挿絵:永地
発行・発売:
株式会社KADOKAWA
レーベル:
KADOKAWAの児童文庫 つばさ文庫  縦17.4㌢×横11.5㌢
執筆期間:
2015年11月から2016年2月
販売書店:
丸善、紀伊国屋、三省堂を始めとする全国の有名書店
和歌山県内(宮脇書店、イオンモール内未来屋書店
岡山県内 (丸善、紀伊国屋、三省堂、イオンモール内未来屋書店など)

<つばさ文庫>
KADOKAWAのブランド・カンパニーがそれぞれの得意分野を結集させ2009年3月3日に創刊した児童文庫レーベル。「親が読ませたい」作品であることはもちろん、そのうえで「子供が読みたい」と思える作品を念頭に、健全で子供の成長における一翼を担う小説づくりを目標としています。古典的な名作をはじめ、オリジナルシリーズ、ベストセラー、ノンフィクション、メディアミックス等、幅広いジャンルで展開しています。2012年度より4年連続で児童文庫売り上げシェア第1位と広く子供たちに愛されています。

 

 

★本年4月29日のたま駅長18歳のお誕生に、Googleのトップページに特別ロゴとして採用された際、Google JAPAN 作成ながら世界12カ国で採用となり、反響の大きさに驚かされましたが、小嶋社長著作本にも多大なる影響があり。連休後に、立て続けに再販となり、4月から7月末までに、いっきに7刷~11刷まで重版出来。10版、11版については10,000部、7,000部と、編集者も驚く量とスピードでロングセラーの兆しも見えてきたとのことです。

4月末から7月末までに、(7刷)2,000部(8刷)2,000部(9刷)2,000部(10版)10,000部(11版)7,000部                        累計44,000部

 

 

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