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2018.08.06

「たま駅長」と赤い小狐「アリ」の物語が北京でキックオフ!

和歌山電鐵
社長 小嶋光信

「在日」の責任者の毛さんの提案で、中国の人気絵本作家のハンスさんの人気キャラクター赤い小狐の「アリ」と「たま駅長」の合作が4月29日に決まり、この中国本土でのキックオフを7月28日に北京の日本大使館で日中平和友好条約締結40周年記念事業として行いました。

関係者が記念のスピーチを行い、その後ハンスさんと毛さんと私で対談を行いました。

当日は200人を超すハンスさんのファンと中国のマスコミで、熱気あふれるキックオフになりました。

日本国を代表して、川上公使は「たま駅長」のエピソードをしっかり説明してくださって、日中友好にこの合作を祝う素晴らしい内容を流ちょうな中国語でご挨拶されました。

この合作が中国最大手の「人民日報」サイドからも報道されました。また絵本の次は映画になる予定で、そうなると舞台の日本や和歌山県が中国の子どもたちの魅力の地になるでしょう。

http://japan.people.com.cn/n1/2018/0730/c35421-30178504.html

「たま駅長」と「子ぎつねアリ」の物語は、今年の3月16日の「アリ」の誕生日に「たま駅長」がアリに失ったしっぽを探しに来ないかというメッセージを託けたことから始まります。

4月29日のたま駅長のお誕生日にはハンスさんも貴志駅を訪れてくれて、「たま駅長」とアリのコラボの童話づくりの提携を正式に決めました。

人気作家であり経営者のハンスさんは、もともと大の猫好きで、当初猫をキャラクターとして絵本を創ろうとしていましたが、昔の彼女が大の猫嫌いでおまけに猫アレルギーだったために猫を描けなくなってしまい、色々書いているうちに小狐アリのキャラクターになったと言うエピソードを聞きました。

今回合作をするにあたって「たま駅長」と「子ぎつねアリ」のキャラクターを並べて見ると凄く親和性が良いので、猫とキツネがなんでキャラクターとして相性が良いか不思議だったのですが、ハンスさんの猫好きが背景にあったようです。

さてしっぽを探しにきたアリを待っていたのはたま二世駅長ニタマでした。

絵本の舞台は、紀の川市の貴志駅をドリームステーションとして和歌山県内の主要な観光地をアリが大切なしっぽ探しながら巡り、「たま駅長」や「ニタマ駅長」などとの温かい友情の物語になります。いよいよ和歌山県と紀の川市が中国本土で紹介される絵本デビューです。

この先どんな物語が展開されるのか楽しみです。
このたまとアリのドリームステーションの絵本で、子ども達の夢が日中で拡がって、友好の心の架け橋になってくれれば幸いです。

和歌山電鐵

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