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2016.04.22

「范曽美術館」初の春の特別開館

両備文化振興財団

世界唯一、中国人物画家の鬼才・范曽氏の名前を冠とした美術館
「晴れの国おかやまデスティネーションキャンペーン」にあわせ
初の春の特別開館「范曽(はんそう)美術館」3日間限定開館

岡山生まれの禅僧で水墨画家の雪舟等陽を描いた作品「雪舟造像」を初公開

公益財団法人両備文化振興財団[事務局:岡山県岡山市中区浜二丁目1番32号(夢二郷土美術館内)、理事長:小嶋光信]の「范曽美術館」(所在地:岡山県岡山市東区西大寺上1丁目、両備バス西大寺バスセンター2階)では、「晴れの国おかやまデスティネーションキャンペーン」に合わせ、4月29日から5月1日に初めての「春の特別開館」を行ないます。
范曽美術館は、中国の鬼才と呼ばれる画家「范曽」氏の名を冠にした世界唯一の美術館で、范曽氏と初代・両備文化振興財団理事長 故松田基との深い親交の証として設立されたものです。美術館と范曽氏の貴重な作品や資料を末代まで大切に保管をしていくとの意志を受け継ぐとともに、この貴重な作品を一般の方にもご覧いただく機会として、2002年から毎年2月の西大寺会陽前後3日間開館していますが、それ以外の時期に開館するのは初めてです。

催事名称
范曽美術館特別開館
開館月日
2016年4月29日(金・祝)~5月1日(日)の3日間
開館時間
10:00~16:00(入館は15:30まで)
会  場
范曽美術館(岡山県岡山市東区西大寺上1丁目 両備バス西大寺バスセンター2階)
主  催
公益財団法人 両備文化振興財団
(事務局:岡山県岡山市中区浜二丁目1番32号(夢二郷土美術館内)、理事長:小嶋光信)
入館料
大人:400円、学生:300円、小人:200円、団体割引:20人以上
展示作品
39点(うち8点が今回展示替え作品)

「晴れの国おかやまデスティネーションキャンペーン」に際しての特別開館を記念して、岡山生まれの禅僧にして水墨画家の雪舟等陽を描いた作品「雪舟造像」を初公開いたします。108.2cm×68.5cmの大作です。幼い頃の雪舟を描いた「雪舟童子図」とともにご覧いただきます。また范曽氏が、後楽園の由来となった「先天下之憂而憂、後天下之仁者楽而楽 (天下の憂いに先んじて憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ)」を記した「岳陽 楼記」の著者 范仲淹(はん ちゅうえん)の子孫であることにちなんで、書 「先天下之憂而憂」「後天下之楽而楽」を対で展示いたします。

グッズ販売
図録「范曽名品集」2160円
范曽クリアファイル 540円
范曽色紙 550円、范曽はがき集 400円、はがき1枚 100円(以上税込)

范 曽(はんそう)

現代中国画の鬼才
1938年江蘇省南通市生まれ。北京市中央美術学院に中国画を学ぶ。
1979年栄宝斎代表団とともに来日、東京・大阪で作品展を開催。
1984年4月、岡山市西大寺に「范曽美術館」が開館、南開大学東方芸術系主任教授に就任する。
1986年「10人の画家訪米団」に参加、ワシントン、ニューヨークなどで作品展開催。
1987年にはドイツで作品展を開催、その後も東京・大阪・京都・岡山など日本各地で個展を開催している。
後楽園の由来となった「先天下之憂而憂、後天下之仁者楽而楽(天下の憂いに先んじて憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ)」を記した「岳陽桜記」の著者、范仲淹(はん ちゅうえん)の子孫

范曽美術館に
ついて
開館1984年(昭和59年)4月、閉館 2001年(平成13年)3月
2002年以降は会陽に合わせて年に3日間のみ特別開館
2016年は会陽に合わせた3日間、「晴れの国おかやまデスティネーションキャンペーン」にあわせた3日間の計6日間開館
所蔵品数:計105点(絵画81点、折帖8点、書11点、色紙15点)
お問合せ
夢二郷土美術館 086-271-1000

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