両備グループ
代表兼CEO 小嶋光信

両備グループでは、女性管理職・経営職を10年内に10%まで引き上げるために早期養成対策をしています。

今回、特別女性版青年重役の制度を作ったのは、女性の皆さんに早く管理職・経営職へ育っていただかないといけない経営環境になってきているからです。

両備グループの幹部養成には、もちろん、今までの仕事能力や、リーダーシップが大事ですが、その上に経営管理基礎講座(通称;両備大学)と両備グループ青年重役会(JB制度とも言う通称;両備大学院)を経験することが一般的になっています。このコースを通常で履修すると、5年は必要になるので、今回、早期養成講座を別途創設して実施することにしました。

その両備大学の早期養成対策として、第1期女性幹部養成講座が今年5月27日に9ヵ月の特別研修を終え、第1期生22名が巣立っていきましたが、両備大学院となるJB制度も特別に早期開催しなくては、両備グループの幹部養成コースとして完結しないことになります。

そこで、通常の経営管理基礎講座を終了した方も含めて、第1期特別女性版JBを10名発令しました。第1期女性管理職研修の受講メンバーは22名ですが、JBの効果的人員は10名前後なので、2期に分かれて活動してもらうことにしました。

なお、第1期女性管理職研修の受講メンバーのなかに既にJBの経験者が3名いますので、その3名を除いた候補者が第2期に回ることになります。

1.時間を上手く盗むこと
家庭のことや通常業務で大変かと思いますが、リーダーというのは大変なときに如何にバランスを取りながらやっていくかということが必要とされます。1つのことが忙しいから他のことができないというのでは管理職は務まりませんので、周りへの配慮を心がけることと、時間を見ながら色々なことを熟していく癖をつけてください。女性の真面目な特性から、1つの仕事に集中すると、周りの仕事まで気が回らないケースがある場合が時々見られます。あの仕事、この仕事、そしてJBへの参加など多岐にわたる仕事になるとパニックになる懸念があるので、複数の仕事に取り組むときの要素として、俗に言う「時間を盗む」「やり繰り」を上手くすることが大事です。その「時間のやり繰り」が幹部にとっての大事な要素の習熟に繋がります。

2.気難しい幹部にならないこと
女性が管理職・経営職になった際、気難しくなるケースが見られます。指示命令を徹底し、物事を押していこうとした場合、自分が上の立場だからということで命令を聞かせようとすると、気難しい上司になってしまいます。職制の圧迫で、力で押していくのではなく、常に気遣いや優しさを忘れないでください。「真心からの思いやり」を忘れず、力ではなく「優しさと心」で周囲を動かすように心がけてください。くれぐれも両備の女性管理職・経営職の方は気難しい方だと言われないようにしてください。管理職・経営職の場合、リーダーシップを発揮するときは、ある程度の人間力が必要ですが、未熟な場合は役職の上下で部下に言うことを聞かせる場合があり、男女を問わず、これは絶対避けねばなりません。

3.JBメンバーとの交流をすること
既存のJBやJB経験者(OB)の皆さんと交流会を持ってください。時間が通常より短いですので、彼らが今まで経験したことを話し合って共有してください。JBを経験する1つの効果は、グループ内の人的交流とその人脈を作ることなので、交流の幅を広げることが大事です。

1.~3.の事柄は、もちろん、男女を問わず必要なことですが、女性JBの皆さんには男性とはまた違う視点から女性ならではの良さを発揮して、これからの組織管理・経営に力を発揮して、ネクスト100年の両備グループの新たな魅力を創りあげてもらいたいと思います。

そして何より、くれぐれも楽しんでJBを経験して、素晴らしい、キラリと光る女性幹部に育ってくれることを心から念願しています。

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